チャットルーレット [日々の出来事]

ロシアに住む17歳の少年が昨年11月に立ち上げたチャットサイトが、運営開始から4か月ほどで「世界のインターネットに新たな風を吹き込んだ」と話題になっていることが、騰訊網などの中国のメディアによって伝えられた。

この少年はAndrey Ternovskiy君。ロシアの首都・モスクワ北部在住の彼は、しばしば学校の授業をサボる「劣等生」。しかし、8歳のときにはすでに毎日のようにハッキングサイトを眺め、15歳でロシアの学校管理ネットワークに侵入して試験問題を盗みとろうとするなど、天才的な頭脳の持ち主だ。昨年秋、SkypeやFacebookなどの既存のサービスに飽きていた彼は、わずか3日で「Chatroulette」というチャットサイトを開発した。初めは友達どうしで利用していたが、12月には500人ほどのユーザーがつき、1月には5万人に激増、そして現在では1日にのべ150万人が訪れるという巨大チャットサイトに急成長した。

「Chatroulette」は1対1で行われるチャットサイトだが、既存のチャットサイトやSNSサービスとは大きく異なる点がある。それは、チャット相手が無作為抽出されることだ。「チャット開始」ボタンを押すと、ほどなくして相手が選ばれる。居住地、国籍、年齢、性別…などなどすべての情報は、相手が選ばれてみないと分からず、まるで「冒険」のようだ。お互いに相手が気に入れば会話をすることができるが、気に入らなければすぐに相手を選びなおすことができる。実際にサイトに入って試してみると、若い男女が次々と登場する。しばらく相手を入れ替えてみたところ、ニュース記事をみてやってきたという中国人ユーザーに中国語で話しかけられた。

ユーザーの爆発的増加に伴い、IT界でも大きな話題となった「Chatroulette」。ロシアの少年が、アメリカの独占状態になっているインターネット業界に大きな風穴を開ける、と大きな期待が寄せられた3月にはアメリカやロシアの大手企業が出資したいというオファーがやってきた。その金額は実に1300~4000万ドル、日本円にして約12億~36億という、毎週両親から約3000円の小遣いをもらっていたAndreyにとっては超破格の値段だ。

全く知らない人との突然の会話に対する「有意義な会話ができず時間の無駄」という意見や、カメラの向こうで卑猥な行為を見せるユーザーがいるなど、規模の拡大につれて問題も指摘されている「Chatroulette」。会社をおこしたいというAndreyの頭脳によって、さらに大きな発展を遂げるかどうかが注目されているとの事・・・


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